最終更新日 2024年3月31日

ポータブル電源は、持ち運びが可能な電源設備の総称です。
一見、工事現場などで使う電源のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
工事現場などでも活躍することはありますが、このような作業現場では発電機を利用して機材を動かすのが一般的です。
発電機は、ガソリンや軽油などの燃料を使い電気を作り出す装置で、大きな音が出るのが特徴です。
そのため、夜間などの静かな時間帯などでは発電機を利用することができないときなどポータブル電源が役立つ存在になってくれるわけです。

キャンプやバーベキューなどのアウトドアと防災に役立つ

ネット通販の中でもポータブル電源を購入可能にしているお店がありますが、そこで紹介されていることが多いのがキャンプやバーベキューなどのアウトドアと防災などです。
キャンプのときには、ホワイトガソリンやプロパンガス式のランタンを使い灯りを設けるケースは多いけれども、ポータブル電源があれば照明はもちろんのことスマートフォンなどの充電にも利用できる、パソコンを利用して撮影した動画や画像を見ながらその場を盛り上げることも可能にします。
また、災害などで停電になってしまったときでも、数時間の電気を利用できることは安心にも繋がるのではないでしょうか。

参考/ポータブル電源 選び方

ポータブル電源のメリット

この電源装置は、蓄電池を利用しているもので充電をしておけば持ち運んでその場で家の中などと同じような感覚で利用できるメリットがある設備です。
製品の特性などにもよりますが、フル充電するまでの所要時間は4~5時間程度ですからこれからキャンプに出掛けるといったときなどは、事前にフル充電をしておけばキャンプ地での電源として役立ちます。
食事をするときや団欒をするときなど、調理中などの照明はランタンを使えば良い、電源が必要な電化製品を使うときにポータブル電源を活用すれば電気の節約にもなるわけです。

稼働時間について

機種によっては車のシガーソケットから充電できるタイプもありますので、バーベキューやキャンプに車で出かけるときなどにも便利ではないでしょうか。
なお、稼働時間は利用する電子機器の電力と電源装置の電源容量により変わりますが、仮に電源容量が700Whの装置を利用しているときには、50Wの電子機器では約12時間、100Wの電子機器は約6時間が目安です。

まとめ

電気ポットなどをキャンプ場で利用したいときなど、このような装置があればいつでも好きなときに温かい飲み物を作ることができるなど、自宅の中での生活上での利便性をアウトドアでも実現できるメリットがあるのではないでしょうか。