教育

自己肯定感を上げるために子育てで大切にしたいこと

最終更新日 2024年3月31日

この記事は以下のような人におすすめです

・子育てに悩んでいる
・子育てで大切なことを知りたい
・子育てに役立つ本は?

子供を持つ親の中には、日々子供を幸せにするためにどうすれば良いのだろうと悩みを抱えている人も多いかもしれません。
人生を豊かに過ごし幸福感をもって生きていて欲しいと、親であれば誰もが願うことでしょう。
人生の幸福感を決めると言っても過言ではないほど大切なものとして、自己肯定感が挙げられます。
このようなことから、日々の子育ての中で、子どもの自己肯定感を養うことを大切にしていくことが重要です。

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子供の成長について考える

私たち人間は、食事をしたり学校や仕事に行くなどのことは、全て日々当たり前のように行っています。
水が飲みたいと思えば水道の蛇口をひねれば水が出てくるのは当たり前のことであり、夜暗くなってきたら電気をつけて生活すると誰もが思っています。
このような当たり前の日常に特別なありがたさや感謝をすることもなく過ごし、毎日を過ごしている人も多いことでしょう。
子供が毎朝起きてきたり、元気に学校に行くこと、友達と楽しく遊んでいる、どれもそれほど気に留めることなく時間は過ぎていってしまいます。
しかし子供自身は生まれた時からそれらが全て出来ていたわけではありません。
その一つ一つが成長していることの証しでもあり、頑張って努力している結果とも言えるでしょう。

子供が当たり前のように生活をしている落とし穴

このように子供が当たり前のように生活をしていると、それに感動したり褒めることもなく、もっと勉強ができれば良いのに、スポーツが上達すれば良いのに、もっと礼儀正しい子になってほしいと、それ以上を望む親は非常に多く見られます。
確かに子どもの可能性を信じて高い目標を持つことは決して悪いこととは言えません。
様々な能力が高ければ、それだけ将来の選択肢も広がっていくのです。
しかし現在行なっている当たり前の努力を認められることもなく、さらなる高みを求められると、子供は報われない気持ちになってしまいます。
すると意欲もなくし無気力になる、親に反発したくなってくることもあるのです。
親は子供に対し高みを望む前に、必ず行わなければならないものがあります。
それは子供がこれから生きていく上で非常に重要な心の根っこの部分を育てることです。
この根っこの部分がしっかりと育まれることにより、勉強やスポーツなども全てが伸びていくと言えます。

子どもの健やかな成長は心の根っこの部分を育てること

そして壁にぶつかった時や困難にぶつかった時に乗り切る力、その先を生きる力にもなります。
このようなことから子どもの健やかな成長は、心の根っこの部分を育てることが非常に重要となります。
そもそもこの心の根っこの部分とはどのような事なのかと言うと、これが自分を尊重する感情のことです。
自分はどんなことがあっても生きてて良いのだ、自分は大切な存在なのだと認められる感覚のことで、近年では自己肯定感とも言われています。
この自己肯定感が子供の中でどれだけ育てられるのかにより、人生の幸福感が決まるとも言われているのです。
周りの人達から恵まれた環境で過ごしているように見えたとしても、本人がその環境に対して不満を持っていれば、自己肯定感は高くはありません。
反対に周りからは厳しい状況だと見えたとしても、本人はその状況を受け入れて、幸せを感じていることもあるでしょう。

子供の自己肯定感を育むためにはどうすればよいか?

この違いはどこから来るのかというと、それが自己肯定感だということです。
子育てにおいて自己肯定感を育むことが非常に重要だとわかりますが、自己肯定感を育むためにはどのようなことに気をつければ良いのかと言うと、その一つ目に当たり前の行動を認めて褒めることが挙げられます。
いつも行なっている当たり前の行動であったとしても、子どもはそれを行うために一生懸命努力をしています。
普段から良い子であれば良い子であるほど、親に迷惑をかけるのは良くない、もっと頑張れなければならないと思っているかもしれません。
このような部分に親が気づき認めてあげることが重要です。
子供に対しとても助かる、よく頑張っているというように、ねぎらいの言葉をかけることが大切です。
そして甘えていい時期には十分に甘えさせ、スキンシップを意識して行うことも重要です。
手をつなぐ、抱っこをする、頭やほっぺを撫でてあげるようなことは大切です。
これらのスキンシップにより親子の絆は深まり、愛情ホルモンが分泌されて、お互いにさらに愛おしいと思うようになるのです。
場合によっては悲しんだり悔しがっていることもあるかもしれません。
このような場合には注意やアドバイスを送るのではなく、まずは子供の気持ちを受け入れることから始めましょう。
自分が悪い、それぐらいで泣いては駄目だというのではなく、悲しいことや悔しいことを共感して、どのような状態でも受け入れてくれると感じられるような言葉がけが大切です。

まとめ

そしてありがとうと子供に感謝の言葉を伝えることも大切ですなる何かを手伝ってくれた時、誰かに優しくしてくれた時などには、必ずありがとうと感謝の言葉を伝えましょう。
時には当たり前のことでも感謝の言葉を伝えるのも良いことです。

 

参考リンク
子育て本 ベストセラー