最終更新日 2024年3月31日

ブラニュー株式会社は2009年に創業し、東京都港区六本木に本店を構えており建設業向けデジタルインフォメーション事業を主な業務に事業展開してきました。
とりわけ中小事業者の建設デジタルインフォメーション(DX)事業に特化しているのが特徴です。
具体的にはクラウド型ワークメネジメントツール「CAREECON(キャリコン)」の開発と導入・ビジネスコンサルタントを通じて、建設業の生産性向上を支援してきました。

建設業界が抱える問題点

建設業は日本経済を支える屋台骨とも言うべき位置づけにある産業ですが、過去50年間にわたり生産性の向上は果たされていません。
創業者の社長は東京都内で総合建設業を営む家で育ち、建設現場に携る機会もあり建設業の現状と抱える問題点に向き合ってきました。
その後のインターネットの普及により、様々な産業でのIT化が整備する様を目の当たりにしつつ痛感したのは、ITに代表される最新のテクロノロジーの恩恵を享受しているのは、一部の大企業だけという現実だったそう。
中小企業や昔ながらのレガシー産業では、想像以上にアナログで非効率という環境の中で事業が展開されていたわけです。
逆転の発想をすれば、テクノロジーの恩恵を受けていないレガシー産業でも、生産性が向上し産業構造がスマートになることで生産性は改善され業界は活性化しひいては経済成長にもつながります。
日本国内の企業の99%は中小企業であることを踏まえても、成長のポテンシャルが活性化されないまま残っているということを意味しています。
この潜在能力を活用することができれば、日本経済はもっと元気に活性化できるはず、そのような思いが現在の建設業のDX事業展開へとつながっているのです。

「CARECCON(キャリコン)DXPlatform」という構想を掲げる

そこでブラニュー株式会社では、「CARECCON(キャリコン)DXPlatform」という構想を掲げて事業推進の主軸に添えています。
建設現場では依然として非効率な施工管理や属人性にまかせる工事進捗管理などが主流です。
これが過去50年間以上にわたる生産性向上を阻んできた要因となっているのは明らかです。
キャリコンDXPlatform事業では、建設プロジェクト管理のデジタル化はもちろん、されに尽きることなくヒト・モノ・カネにかかわるサービスラインナップを充実させて建設バリューチェーンのDX化を促進しています。
建設現場では数多くの専門家や事業体が関与し、プロジェクトの完遂に向かって提携し、工期内に施工完成することが求められます。
従来の施工の現場では全体の工程管理から資材の到達、施工の進捗と管理などはアナログ化され非効率な側面が強く意識されてきました。
ブラニュー株式会社では、このような問題を抱えた建設現場において、DXを通じた業務効率化のためのサービスを提供しそれぞれが有機的に連携することでデジタルによる建設バリューチェーンを統合管理運用できるプラットフォームの構築を作り上げることを目標に掲げています。

ブラニュー株式会社の「現場主体のテクノロジー思想」

最終的には非効率な産業構造や情報流通のゆがみなどの課題をテクノロジーで改善することで、建設業界全体の活性化をめざしています。
建設DXにおいて重要なのは、「現場作業者が実際にデジタルツールを使いこなせる環境を整備できるか」、ということです。
どれほど優れたシステムツールも現場作業者にとって使いずらくユーザーインターフェイスが劣っていては、絵にかいたモチになってしまいます。
また建設業界の病理現象として、業界ピラミッドの上と下とではテクノロジーへのリテラシーに大きな開きが見られることも業界の発展を妨げている要因と見ることが出来ます。
このような建設業界の旧弊を踏まえ、ブラニュー株式会社では、「現場主体のテクノロジー思想」を掲げてきました。
とにかくシンプルなユーザーインターフェイスと使い勝手の良さを追求し、作業者と管理者がともに手を携えて建設現場の変革のためのアプローチの提供やサポートなどに尽力しています。
さらに「現場主体のプロダクトの磨きこみ」と、「ヒトの力によるユーザー教育」を地道に粘り強く繰りかえすことで建設業界の生産性向上に貢献していきます。

まとめ

最近ではブラニュー株式会社では、建設業DXの一貫事業で中小建設業者に特化したホームページ製策にも取り組んでいます。
これまでに累計4700社の導入実績があり、ホームページを活用した集客サポートや協力事業者の募集・人材獲得など多方面でのサポート事業を展開しています。
建設業界の担当者の多くが日中に現場に出ており、一般的なホームページ製作会社では営業時間内に対応するのが難しいことがあります。
ブラニュー株式会社では、建設業に特化したタイムスケジュールで業務を展開しているので依頼者側にとって都合のいい日時での打ち合わせや対応が可能なのも強みです。
ホームページを公開後の運用まで徹底サポート、月2回の更新サポートやよりよい成果につなげる運用サービスなど確実な集客や問い合わせなどのコンバージョンにつながるホームページ運用にもキメ細かいサービスを提供しています。