五月人形の思い出

女の子には雛人形がありますが、男の子には五月人形があります。

うちは男兄弟だったので、子どもの頃、毎年子どもの日になると、この五月人形を飾っていました。

一年間押入れに眠っていた五月人形を箱から取り出し、一段ごとに飾っていく作業は、子ども心に本当に楽しみだったのを覚えています。

最初は人形の数も少なかったのですが、毎年少しずつ増やしながら飾っていきました。

五月人形の特徴は、武士の社会を再現していることですが、現代とは明らかに違う、その武士の社会を表現している人形は、いつまで見ていても飽きないものでした。

そして、こういう武士たちが同じ日本に生きてんだなあと思うと、不思議な気がしてなりませんでした。

また、ひとつひとつの人形がとてもリアルで、細かく丁寧に作られているのにも、いつもすごいなあと関心したものです。

子どもの日に、五月人形ではなく、兜を飾る家もありますよね。

兜を飾るほうが迫力がありますが、わたしは五月人形が好きでしたね。

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